帯状疱疹

急激に寒さが増すこの時期は帯状疱疹にかかる患者さんが増え始める時期でもあります。
「4-5日前から腰が痛いと思って湿布貼っていたらかぶれちゃって」
皮膚科医だとこの問診だけで帯状疱疹かな?と思うぐらい、よくあるストーリーです。
この帯状疱疹、皮膚病の中では比較的耳にする機会がある病気ではないかと思うのですが、患者さんの中では色々と尾ひれのついた噂話があるようで・・・、
患者さんから実際うけた質問からいくつかご紹介すると、
「ほっしんが、ぐるっと回って一周すると死ぬってきいたんだけど、ここまでならまだ大丈夫ですか?」
→原則帯状疱疹は1つの神経の走行にそってでますので、あちこちに広がると「汎発化」といって、重症のサインです。
 かなり抵抗力が下がっている可能性があるのでまんざら100%否定できる話ではないですが、きれ ... 続きを読む

かかとトントン

季節も本格的な秋を迎え、そろそろ年末という言葉を耳にする機会が増えてきたのではないでしょうか?
忙しく動き回る自分の体を支える足を見たときに様々なトラブルを抱えていることに気づく方も少なくないのではないでしょうか?
水虫・魚の目・タコ・ひび割れ・巻き爪・外反母趾などなど・・・。
先日、テレビ番組の中で「うきゆび」に関する特集をしていました。「うきゆび」とは、歩く際に足のゆびの一部が地面に接地しないまま歩行するような状態です。
ですから重力のバランスがくずれ様々な足、体のトラブルのもとになります。
足を接地した際の圧力をしっかり受け止めるために爪は反発力が出るようにややカーブを持つようにできています。それが、歩いたりした時に下からの圧力をうけなくなれば当然そのカーブがきつくなり、巻き爪などトラブルを起こしやすくなります。
「う ... 続きを読む

かゆみの強い赤いポツポツ

猛暑だった七月、八月が終わり
まだまだ暑い日が続いていますが時より吹く風やコオロギの鳴き声、トンボなどを見かけると遠くに秋を感じることができますね。
今年は六月中頃からドク蛾(毛虫)による皮膚炎の患者さんが例年に比べてとても多かったです。
ドク蛾にはドク蛾、キドク蛾、チャドク蛾、モンシロドク蛾の四種があり、それぞれ住み着く木に違いがあります。
今年は、チャドク蛾とモンシロドク蛾が特に多いようで庭木のツバキ・サザンカ(チャドク蛾)、校庭のサクラ(モンシロ)による被害が多いようです。
ドク蛾による被害は4月から10月にかけて見られますが、特に増えるのが幼虫の発生がピークを迎える6月と9月です。
大量に発生する年とそうでない年ではかなり差があり、多い年には何度も被害に合われる方も少なくありません。
ドク蛾皮膚炎は毒針に接 ... 続きを読む

夏の注意あれこれ

夏休みも中盤に入り、そろそろお盆休みに入られる方も多いかと思います。
そこで、これから各地へお出かけする皆様へ、楽しく帰宅していただくためのアドバイスを少々。
1)日焼けに注意
 :海・山・川で薄着で楽しむと、普段日光に当たっていない場所の皮膚へも紫外線が大量にあたります。
日頃から徐々に日焼けをしている顔や腕と違って、下肢や背中などはかなり反応が強く出ます。
海に入る時はぜひUVカットの長袖のラッシュガード(サーファー御用達)を利用しましょう。どうしても嫌な方は日焼け止めを1時間おき+海から出たら即補充してください。
また、気をつけていても日焼けしてしまった場合、冷やしていただくことは有用ですが、冷えピタなどの冷却シートは効果がないうえ粘着部分で皮膚がはがれてしまう場合もありますので決して貼らないようにしてください(普通の ... 続きを読む

7月は混雑!?

7月の海の日の連休は関東は良いお天気で締めくくりました。
一年で一番皮膚科が混む日と言われているのが、海の日の連休明けだそうです。
確かに例年クリニックが一番混雑するのは7月です。
夏はどうしても外に出る機会が増え日焼けやあせも、虫刺され、カキ壊しからとびひになったりと、もともと皮膚が丈夫なひとも
さまざまなトラブルに会うので皮膚科を受診される患者さんが増えるので混雑します。
受付・待ち時間について色々とご迷惑をおかけすることを改めてお詫びいたします。
さて、連休を利用してアレルギー・接触皮膚炎学会に参加してまいりました。
学会では汗にまつわる話題がたくさんでていました。
もともと汗の99%はみずですが、それ以外にも様々な物質が含まれていてばい菌を直接殺す作用を持つタンパク質や炎症を起こす白血球を集める物 ... 続きを読む