6月に入りました。
今年はゲリラ豪雨、落雷、突風など天候不順が続いていますね。
そんな中、ムシムシした湿度が多い嫌な季節になってきました。
患者さんも病気も季節によって変化があり、患者さんを診ることによって季節の移ろいを感じることもあります。
最近は夏らしい皮膚病が増えてきました。
汗のかき始めに多い腕の湿疹に始まり、毒蛾皮膚炎、水虫にとびひなどなど…。
原因も、体質が大きく影響するものから、うつるものなど様々です。
あと、忘れてならないのが水いぼです。水いぼは、決して夏の病気ではなく、一年中みられますが、プールというイベントを前に、親子さんも我々皮膚科医も右往左往することになります。
結論からすれば、我々皮膚科医が、そんなに気にすべき病気でないことを啓蒙しなくてはならないのでしょうが、現時点ではイボの感染源として、イジメにあう子どもが出ないようにするのが大人の役割では無いかと思います。
徹底して治療すべきかどうかは、その子の集団の中でのキャラクターを考えて行うのが、最終的にはベストではないでしょうか。
季節がかわり
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