IT化

診療所にもIT化の波が押し寄せています。
国民皆保険制度が未だに維持されている我が国では、
ほとんどの人が保険証という割引券を携帯し、少なくとも7割引以上の安価な自己負担で医療機関にかかることができます。
医療機関は残りの7割以上の費用を国ないし支払基金に患者さん1人づつの請求書を作成し、請求内容が正しいかを審査員が判断して最終的に認められた金額が1ヶ月ほど遅れて支払われるという仕組みになっていました。
これまではこの審査の大半を人間の目で確認していましたが、
ここ数年急速に、コンピュータによる査定が進み、審査もデジタル化されるようになりました。
そのため、これまで以上にルールが細かくなり、拡大解釈して使用していた薬や治療行為も限定されるようになってきました。
今後も国民に対し背番号がつけられるので何年も遡ってどの ... 続きを読む

スマロス

1/13の仕事開始前にスマップ解散の報道が飛び込んできました。
クリニックにいらした方やホームページを見た方はお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、
私もSMAPのファンの1人です。
同世代のスターとして常に頑張っている姿を見ると、「俺なんかまだまだ疲れてるうちに入らない、頑張らないと!」と思えていたのですが…。
コンサートに行って一緒に歌い踊り、彼らの頑張っている姿を見るのがストレス発散になっていたのですが。
そんなこんなで、少なからず同様にスマロスによりストレスを抱えている方もいらっしゃると思いますので、少しストレスについて書いてみたいと思います。
ストレスと一口に言っても、会社や家庭での解決の糸口が見えない持続的な悩み事に代表されるようなストレスもあれば、暖かい家から寒い外に出た時のような急激な肉体環境の変化もスト ... 続きを読む

冬でもあせも

今年もようやく冬らしくなりました。
11月下旬から暖かい日が続いたせいもあり、今年は季節の変わり目に起こりがちな汗にまつわる症状で来院される方が多かったように思われます。
肌にぽつぽつができて、なんでしょう?と来院されて、あせもと言うと皆さん、びっくりされます。
そうです、冬場も結構あせもになるのです。
以前に比べると保温性の高い衣類や暖房機器の発達により体の外から温めることが多くなり、
自分で発熱する必要性が少なくなっているように思います。
家は断熱効果が高くなり、常にエアコンが一定温度を保ってくれ、ヒートテックに、代表される保温性の肌着や、ダウンジャケットの発達などにより、着込みさえすれば洋服の中は常夏状態。
おかげで、冬でも冷たい飲み物やアイスを口にする人が増えています。
夏場に汗にまつわる皮膚病に ... 続きを読む

手荒れ予防

今年の秋冬は例年になく暖かめで過ごしやい日々が続いております。
寒いより暖かい方が体は楽なのですが、差が大きいとより体調を崩しやすいので、
気候の変化に敏感にならないといけない年の瀬になりそうです。
さて、そうは言っても乾燥と手荒れの季節は着実にやってきています。
お皿を洗うときは、温かいお湯よりもぬるま湯の方が皮脂が奪われにくいですし、
何よりこまめにお皿を洗わず、一日分ためておいてゴム手袋をして一気に洗った方が
手荒れには良いでしょう。
案外とお気づきになりにくいと思いますが濡れた洗濯物を干す作業も薄めた洗剤漬けの
布で手をこするわけですからかなりな負担になります。手袋を忘れずにしましょう。
インフルエンザやノロウィルス対策で手洗いが欠かせない季節です。
公共のトイレにある乾燥器の ... 続きを読む

携帯カメラの活用を

この秋もめまぐるしく天候と気温差があり、残念ながら体がなかなかついていけない方も多く、風邪がはやりつつあるようです。
クリニック前のゴーヤーは夏が短かったこともあり、早々と枯れてしまいましたが、気温に似つかわしくない⁈パッションフルーツの実がたくさんなっています。南国の果物と思っていましたが、神奈川でも育つようです。
さて、ここ最近患者さんへ次回来院時に薬の残量を記入をお願いする用紙を仮作成し配布を始めました。
慌ただしい診察の中で、残っているのに出してしまったり、伝えそびれ、聞き違いなどによる出し忘れを防ごうというのが目的です。
専用の用紙を用意しておりますが、
面倒な方は簡単なの残量をメモでも、携帯のカメラで残量を写真をとってくるだけでもかまいません。
また、お薬手帳に直接記入していただいてもよいかもしれません。 ... 続きを読む