飲む日焼け止め

平成ももうすぐ終わろうとしています。

桜の満開の便りからは季節外れの寒さが続いており、
また春先は、ご自身やご家族の進級、進学、移動、転勤や生活に変化があり
何かとペースを保つのが難しい季節で
体調を崩されている方も多いのではないでしょうか？

花粉、PM2.5も気になる季節ですが、そろそろ紫外線も気になる季節になり、日焼けを意識される患者さんも増えてきました。
そんな中、昨シーズンより導入した日焼け止めも本格的なシーズンを迎えつつあるようで、質問を受ける機会も増えてきました。

そこで再度簡単に説明させて頂くと、飲む日焼け止めは、従来の肌に塗るタイプの日焼け止めやUVカット繊維を使用した帽子や、日傘などに比べれば十分な効果があるとは言えず、メカニズムも違うので、あくまでも補助的なものだと考えています。
塗るものや身に付けるものが紫外線を皮膚に入れないことで悪い反応を未然に防ぐものだとすると、飲む日焼け止めは紫外線が皮膚に入って悪い反応を起こす活性酸素などの有害物質を減少させることで効果を発揮します。
ですから、シャットアウトでは無いので効果は十分とは言えません。
しかし、現実はシャットアウトできるほど日焼け止めを塗れてる人はおらず、ましてや塗り直しをマメに出来てる人などさらに少ないでしょう。
そんな時、1日1回もしくは2回飲むことで補うことができるので存在価値は十分あるのではないかと思います！
決して安く無いので旅行前や運動会前などでお試ししてみてはいかがでしょう。

2019年03月29日