足を大切に

暑い季節がつづき、軽装でおでかけすることがほとんどだと思われます。
当然、足元も軽装になりサンダル・ミュール・ゾウリにクロックスといった
通気性のいい楽な履物で出かける機会が多くなります。
足を露出するようになると気になるのが魚の目やタコ、かかとのガサガサといった様々な足のトラブルです。
私も職業柄、歩いている人の足にどうしても目が行ってしまいます。クリニックにもそういったトラブルで来院される方が多くいらっしゃいます。
夏の間にサンダルやミュールなどのかかとに負担がかかるものを履き続けるとかかとの角質が厚くなります。水虫の感染があれば、なお厚みを増します。
これが冬になると乾燥によりひび割れ痛みを伴うようになるのです。
最近は小さいお子さんがサンダルを履いているのを良く見かけます。
クロックスやゾウリもそうですが、基本的には歩くために作られている履物ではなく、外反母趾などの原因におなりますので履く機会は十分選んでいただきたいと思います。
大人の女性もヒールなどと同様、サンダル・ミュールは立ったり・座ったりした際にふくらはぎからのラインがきれいに見えるのは確かかもしれませんが、靴の中では足がかなり苦しい思いをしております。
歩くときはかかとからしっかり踏み込めるものを選んでいただければと思います。