明日は我が身と思いつつ

1月から始まったCOVID-19の騒動。対岸の火事と多くの人が思っていましたが、さすがに今世紀はグローバル社会。実際には「対岸」など存在せず、様々なネットワークと物流が世界中の隅々まで広がっていることを多くの人が身をもって感じる事態になりました。
ようやく日本でも緊急事態宣言が発出。効果が現れる2週間後までの間に多くの感染者が地域の中核病院に集中することと思います。
しかし、病気はコロナだけではありません。皮膚疾患であっても定期的な治療の継続が必要な慢性疾患が多く、経過中に重症化して中核病院にお世話になることもあるのですが、ここ数ヶ月の間は出来る限り中核病院の人手を奪わないようにしなければなりません。

私は開業医ですが、一応、医者の端くれと思っております。
現時点で当院では院長の私も含めてスタッフも体調不良の人間はおりませんが、無症状の感染者が相当数いると考えられる中でいつ自分が罹患していてもおかしくはないと考えています。
マスクに手洗いは当然ですが、会話の時間を最小限に、できるだけ診察時患者さんと距離を取り、近づく必要がある時はできるだけ呼吸を止めるように心がけております。

これからも、取るべき対策を万全にしながら地域医療が崩壊しないよう業務に努めたいと思います。
皆さんもだいぶストレスが溜まってきていると思います。

皮膚疾患が悪化して困っても受診が躊躇われる時はご相談ください。できるだけ柔軟に対応したいと思います。