今さならながら、新年のご挨拶。

新年のご挨拶、大変遅れました。今年もよろしくお願いいたします。
今年はオリンピックyearですが、それよりも5Gによる次世代通信網導入に伴い、様々な面で大きな変化の始まる年ともいわれております。
既存の業務形態も大きく変化し始めることでしょう。我々の医療業務においても検査データの判断や診断面で膨大なデータをもとにしたAIによる技術革新により、新しい基準や診断技術が劇的に進化することになると思います。
特に、我々皮膚科医の得意とする視診による診断という面では膨大なデータの蓄積さえあればAIの力が存分に発揮されるでしょう。
数年先には患者さんがスマホで撮影した画像をアップすればAIドクターが診断候補を上げてくれて適切な医療機関を教えてくれるようになるでしょう。
あ、となると私の仕事はより適切な治療をオーダーメイドで提供する事が大切になるのだと思います。
診断に必要な時間が短縮された分、治療の選択や説明により時間がかけられるようになり、より良い治療ができるようになるのではと考えております。
従来の治療に加えて新しい治療や古典回帰的治療の見直しも含めて幅広い治療をできる時間が増やせればいいなと希望を持ちつつ努力したいと思います。