梅雨のむしむし暑い天気が続いていますね。
ゴーヤ、朝顔の緑のカーテンも随分と伸びてきました。
見た目は随分と涼やかになって来ましたが、もう少し茂って早く日陰ができるよう念じております。
また、スタッフの夏服を今月より導入しました。
かなりカラフルですが、おおむね皆様に好評を頂いているようです。
私も今までネクタイをしての診察でしたが、スーパークールビズとして
かなりカジュアルなスタイルになってしまいお見苦しいところがあるかとおもいますが、、
この夏の節電を楽しんで乗り切りたいと思っておりますので、ご了承いただければと思います。
さて、日差しが気になる今日この頃、日焼け止めに関する質問が増えてきております。
皮膚科を受診されているわけですから、当然肌に優しいものや、子供でも大丈夫なものは
どんなものか?といった質問が多くなります。
難しいことを書き始めるときりがなくなりそうなので、大事なポイントだけにしますと、
①主成分は散乱剤のみ=ノンケミカル=紫外線吸収剤不使用と表示があるもの
②材質はパウダーファンデーションタイプが圧倒的にお勧め(肌色になりますが・・・)
③表示どおりに効果を出すには想像以上に厚塗りが必要
④10時~16時までは極力1時間おきに塗りなおす(厚塗りで)
⑤日焼け止めより衣類・帽子のほうが安心
1)なるべくノンケミカルタイプを
:ノンケミカル=紫外線吸収剤不使用=紫外線散乱剤使用となるわけですが、簡単に言えば散乱剤が紫外線をはじき返す鏡だとすると、吸収剤はその名のとおり紫外線をしみこませるスポンジみたいなものといえます。
ですから、散乱剤(多くはチタンと亜鉛という金属)は鏡のように硬いので加工がしにくく使用感があまり良くないものが多くなります。吸収剤はその点やわらかい化学物質なので、加工がしやすく使用感が良いものが多いのですが、しみこませた紫外線を熱に変えて発散しているので、長時間たつと発散が間に合わず効力が落ちてしまいます。
肌の弱い人にとってはこの熱に変えて発散させる過程が負担になります。
2)材質は硬いものを
:材質もクリームだけでなくスプレー、ローション、パウダーなどいろいろなものがあります。これは、日焼け止めに限ったことではありませんが、有効成分が含有されている化粧品・香粧品の類は水+油+洗剤(界面活性剤)+保存料(防腐剤)でできています。材質がやわらかくなるほど水と洗剤の量が多くなります。塗り心地が良くなりますが、その分刺激も多くなります。また、先ほどの内容にもつながりますが、ローション・スプレーになると散乱剤メインでは作れなくなるので負担が強くなりやすいといえます。
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