夏休み真っ最中、日焼けで来院する患者さんが増えています。
ほんの数時間だからと日焼け止めも塗らず外にいると
寝るのも、椅子に座るのもつらくなるほどの日焼けになってしまいます。
たかが日焼けとお考えでしょうが、、広範囲にわたる「やけど」なのです。
ひどくなれば水ぶくれもでき、治療も長引きます。
痛くてつらい時はやけどと同じく、十分冷やすことです。
冷たい水で湿らせたタオルを当てたり、氷で冷やしたりします。
ただ、体の冷やしすぎに十分注意してください。
日焼けは皮膚の細胞の遺伝子に作用することが知られ、細胞の老化を早めたり、
遺伝子に変異を起こして細胞をがん化させる恐れがあることがわかってきました。
ということで、皮フ科医の私的には、長時間の日焼けは肌を痛めつけるだけでい
いことが無いので、ぜひ注意していただきたいと思います。
楽しい行楽中、面倒だとは思いますが、
日焼け止めをこまめに塗りなおす、日傘をさす、長袖を着るなど
日差しをさえぎる工夫をしてください。
日焼け
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