成分表示を気にしてみよう

今年は比較的涼しい日が多く、熱中症に対する注意もあまり出ていないようで、体力的には過ごしやすい日が多いのかもしれません。
ただ、皮膚科的にはチャ毒蛾が昨年より多めで気温が安定しないので汗のトラブルも比較的多いようで過ごしにくいのかもしれません。

さて、話題を本題のタイトルに移しますと、食べるものや身に付けるものにはその原料から原産国に至るまで様々な、表示義務があり、多くの情報が記載されています。
私は職業柄、知らない商品を手にするとまじまじと裏をながめる癖がついているので、化粧品コーナーで10分以上居座って新しい日焼け止めの成分を確認したりするので、はたから見ればキモイおっさんにうつるんだろうな、と思いつつも仕事の一環なのできにしないことにしています。

当然食べ物を買うときもひたすら裏をまじまじと、最近は老眼も始まってメガネをおでこにかけな ... 続きを読む

汗のかきはじめ

ゴールデンウィーク後半がかなり暑くなったと思ったらまたまた涼しくなり、月末に近づきようやく5月らしく暑い日が増えてきたように思います。
今年も暑くなり始めに特徴的な発汗機能の乱れに伴う様々な皮膚炎で来院される患者さんが増えてきました。
指の側面から手のひらにかけて広がる痒い小さな水ぶくれから始まる汗疱(かんぽう)、首や下腹部の赤い斑点かが輪取るように広がる遠心性丘疹性紅斑、顔や耳や腕の赤い小さなプツプツが強い痒みと共に増加する多形日光疹など、いづれも急激に悪くなり時折強く堪え難い痒みが出てくることが特徴です。
当院でも、季節のお便りのように「今年も出ちゃいました…」とバツの悪そうに来院される方も少なくありませんが、

多くの方が気をつければ症状が軽くなることを実感されているようで、症状の軽いうちに対処させる方が増えているのは嬉しく思います。 ... 続きを読む

帯状疱疹

今年も春先にかけて不安定な天候の日が多く、新年度も始まりなんとなく落ち着かない日々をお過ごしの方も多いのではないでしょうか。

昨年から減ることのない各国で起きるテロに加え、トランプ新大統領が誕生し、イギリスがユーロからの離脱交渉、北朝鮮が核開発に躍起になり、フランスでも新大統領誕生間近など、伝わってくる情報がどれも得体の知れない不安を煽るものが多くなりました。

こんな時は、冷静な判断と地に足のついた生活を心がけないと、不安やストレスから様々な異常が体の変調となって現れやすいものです。
皮膚科で言えばヘルペスや帯状疱疹なども春先に多いのもうなづけます。
そこで、今回は帯状疱疹と予防ワクチンについて少し触れたいと思います。

すでに多くの方に認知されている疾患ですが、簡単におさらいをすれば、原因は水ぼうそうのウイルスです。 ...

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爪水虫

忙しい社会人でたまにしか自分の足をまじまじと観察する時間が無かったり、

時間はあるけど節々の痛みがあり、足先まで目が届かないなどの様々な理由で自分の体の末端で起きる変化に気づけない人が大勢います。
爪水虫〔爪白癬〕もその一つかもしれません。

女性の場合はペディキュアを取ってみたら爪が白くなってました…。てな事も珍しくありません。
昭和の初めの生まれの方にしてみたら水虫なんて不治の病で「爪水虫なんて治らないんでしょ〜」とおっしゃる方も未だに珍しくありません。

しかし、白癬に有効な内服薬が保険適用になって以後、爪水虫もしっかり続ければきちんと治癒する病気になりました。
ただ、お薬の飲み合わせの問題や副作用への不安から服薬治療を諦めていた患者さんもまだまだ多かったのが実情です。
そんな中、二年半ほど前にクレナフィン ... 続きを読む

悪循環ループ 

ここ最近、診療スタイルの継続に苦慮する患者さんが増えてまいりました。私の診察のスタイルが経験を積むに従って押し付けがましくお節介ジジイと化しているためなのですが、大まかに言うと下記のようになります。①診察時、細々とした生活指導と投薬開始②かなり改善するが、生活指導の継続が厳しく徐々に悪化する。⓷来院できるときに学会や私の体調が悪く休診だったり、混んでいて思うように来院できず、ほぼ、悪化しもとに戻ってしまってから来院。④悪化しているため、また強めの治療からのやり直しとなり、私から副作用の嫌な話をされて、さらに来院しづらくなる。⑤本当に困った時だけ薬をもらいに来る⑥良くならい患者さんの診療を続けるのがとても辛いので、何とかできないかと、くどくど問い詰め、診療が長くなり、待ち時間が増えて…。という悪のループに落ちいる感じであります。混雑するようになってから常にどうしたらいいのか、考えてはいるもの ... 続きを読む