悪循環ループ 

ここ最近、診療スタイルの継続に苦慮する患者さんが増えてまいりました。
私の診察のスタイルが経験を積むに従って押し付けがましくお節介ジジイと化しているためなのですが、
大まかに言うと下記のようになります。
①診察時、細々とした生活指導と投薬開始
②かなり改善するが、生活指導の継続が厳しく徐々に悪化する。
⓷来院できるときに学会や私の体調が悪く休診だったり、混んでいて思うように来院できず、
ほぼ、悪化しもとに戻ってしまってから来院。
④悪化しているため、また強めの治療からのやり直しとなり、
私から副作用の嫌な話をされて、さらに来院しづらくなる。
⑤本当に困った時だけ薬をもらいに来る
⑥良くならい患者さんの診療を続けるのがとても辛いので、何とかできないかと、
くどくど問い詰め、診療が長くなり、待ち時間が増えて…。
という悪のループに落ちいる感じであります。
混雑するようになってから常にどうしたらいいのか、考えてはいるもののなかなか混雑緩和対策が結果を結びつけることができてません。
一つの改善策として今年から、来院できなくても診療継続ができるようにネット診療を始めました
まだ始めたばかりでなんとも言えませんが、
①手数料が別途かかる。特に医療証をお持ちで窓口支払いがなかった患者さんには大きな負担となる。
②時間帯を診察前の7:30などで設定しましたが、部活動などてこれない患者さんの多くは朝練などがあり、早朝からでないと間に合わない。
などの理由でこの方法で上手くいく患者さんもごく一部だったと思い知らされました。
ただ、ネット診療は事前予約可能で自宅や職場で診察時間まで日常生活を送れ、
順番が近くなりましたら、連絡がいき、診察となるので、
待ち時間の無駄がなくなると思います。
症状が比較的安定している方、是非一度試してみていただければと思います。
時間帯も順次増やしていく予定ですのでよろしくお願いします。
また、別にITを駆使して簡単に診察が受けられるよう次の施策も考えておりますのでしばらくお待ちください。