スマロス

1/13の仕事開始前にスマップ解散の報道が飛び込んできました。
クリニックにいらした方やホームページを見た方はお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、
私もSMAPのファンの1人です。
同世代のスターとして常に頑張っている姿を見ると、「俺なんかまだまだ疲れてるうちに入らない、頑張らないと!」と思えていたのですが…。
コンサートに行って一緒に歌い踊り、彼らの頑張っている姿を見るのがストレス発散になっていたのですが。
そんなこんなで、少なからず同様にスマロスによりストレスを抱えている方もいらっしゃると思いますので、少しストレスについて書いてみたいと思います。
ストレスと一口に言っても、会社や家庭での解決の糸口が見えない持続的な悩み事に代表されるようなストレスもあれば、暖かい家から寒い外に出た時のような急激な肉体環境の変化もストレスになります。
ストレスに対するリアクションとしてはとても複雑に絡み合う様々な反応があるのですが、ざっくり言えば自律神経とホルモンが主役で、交感神経が緊張して血管が収縮し、心拍があがる。
コルチゾールなどのステロイドホルモンが多く分泌され血糖値が上がり、エネルギーが急速補充されます。短時間で見れば、ファイティングポーズをとったような状況です。
赤ら顔で目が血走って血管が浮き出て筋肉が張ったよう感じです。
でも、そんな状況が長時間持続はできません。
次第にリアクションにくたびれて反応が鈍くなり、緊張しすぎた血管が硬くなり血の巡りも悪くなります。肩凝り頭痛、顔色も徐々に、悪くなります。
長くなれば動脈硬化にまつわる様々な病気が待ち構えています。
また、コルチゾールの分泌が持続することで、脳の海馬が萎縮しうつした状態に導き、血糖の高い状態が持続すれば糖尿病や高脂血症、更に利用しきれなかった糖が老化物質(AGEs)として細胞に沈着し、細胞の老化を進めます。
などなど、ストレスによるダメージは長期、多岐にわたり我々の体を蝕んでいくのです。
ストレスはこまめに早めに解消が、原則です。
原因なんて解決不要ですから、何でもいいので泣くか笑うか、感情を思い切り出せればそれでオーケーです。生きていくのが難しいと言われるこの社会ですから上手に発散していく方法を個々人がマスターする必要があるかもしれません。
それにしてもSMAPさん、解散やめてくん無いかな~~。