お薬手帳

ゴールデンウイークも明けて、当院も9年目を迎えることになりました。そして、恒例になりつつあるグリーンカーテンの準備が整い、今年も皮膚科シーズンが始まろうとしております。
例年のこどではございますが、連休明けの一週目は混雑してご迷惑を、おかけするかと思いますので、お急ぎでない場合は二週目以降の来院が、オススメかと思います。
混雑つながりでもう一点、最近の午後の受付時間前後に一時的に駐車場がかなり混雑することがあります。
午前の患者さんの診察が終わらないで、午後につながってしまうと、午後の受付に来る患者さんと重なりゴチャゴチャします。その際、駐車している車のそばで待ちくたびれて遊んでいる子供達が出入りする車とぶつかりそうになり、 ヒヤッとする場面を何回か目撃した報告があがっております。
悲しい事故を防ぐためにもお子様から目を離さないようくれぐれもお願いいたします。
また、子供は思いもつかない行動をするので、運転する方も注意深く周りを観察していただければと思っております。
さて、皮膚科医にとって重要な病気の筆頭とも言えるのが薬疹です。
軽症なものから命に関わる重症なものまでたくさんあります。
その際、決め手となるのが、当然皮膚症状なのですが、次に大切な情報が薬の種類と飲み始めたタイミングです。一ヶ月以上前から飲んでいるからとか、前にも何度も飲んだことがあるからと、ご自身の判断で大丈夫と思ってらっしゃる患者さんもいらっしゃいます。
ですが、ずっと飲み続けているクスリでもある日突然合わなくなることがあります。
また、薬疹でなくても飲み合わせや肝腎機能に影響がでることもあります。
ですから薬の情報がとても大切なのです。
現在服用している薬や過去に服用していた薬、中には薬疹や薬害を経験している方もいますので、できるだけそういった情報がわかるようにお薬手帳やお薬の説明用紙などを常にご持参頂ければ大変助かります。
それでは皆さんも、そして私もバテないように、この夏を乗り切りれるよう頑張ってまいりましょう。