イボとりだるま?!

クリニックのまわりの田んぼにもイネが植わり始め、晴れた日には気持ちのいい風が吹き抜けて初夏を感じることが増えてきました。
さて、一部の患者さんには告知してありました『イボだるま』がクリニックの一員に加わりました。
以前より難治で再発しやすいイボの患者さんには『イボとり地蔵』にお参りするようお願いしてきました。
しかし、なかなか通院にお参りに忙しい、遠くて行かれないとの声がございましたので、休診日を利用して群馬県は高崎の『少林山達磨寺』に出向き、和尚さんにムリをお願いして、ダルマにいぼ祈願をしてもらってきました。
そもそもイボはウイルスの感染症ですが、有効な抗ウイルス薬はありません。ですから、薬といえば全身の免疫力をアップするヨクイニン(ハトムギエキス)になるわけですが、このアップした免疫力が効果的にイボウイルスに向かわなければなかなか効果が上がりません。
そこで、何とか意識レベルでは働きかける事が難しい免疫をつかさどる脳細胞の領域に刺激を効率良く与える目的で『お参り』がとても有効なのです。
働きかける脳の場所は違いますが、アスリートのイメージトレーニングに少し似ているかもしれません。
何だか、宗教っぽかったり医者の言うセリフで無いとお叱りを受けることもありますが、実際にお参りした患者さんが早く治ったり、痛みの伴う治療が嫌でお参りを一生懸命していたら治ったとお電話をいただいたりと自分でもお参りの効果に驚いています。
さほど時間も費用もかかりませんのでクリニックにお越しの際はイボとりだるま見学がてらお試しいただければ幸いです。