フットケア

2/27,28はクリニックをお休みさせて頂き、フットケア学会に
看護スタッフとともに参加してまいりました。
うおのめやタコ、巻き爪、水虫など足にまつわる病気で皮膚科を受診されるかた
は意外に多いように思います。
また、治療に関しては方法の違いはあってもどこの病院を受診しても困ることは
無いのかもしれません。
ただ、その予防も含めた指導までうまく行われているケースはまだまだ少ないよ
うに思います。
欧米に比べ、靴文化に伴う足病学がまだまだ日本は発展途上で、足の専門家がほ
とんどいないのが実情です。
これから、ますます増える糖尿病や動脈硬化によって最終的に足を切断しなけれ
ばならない患者さんがどんどん増えると思われます。皮膚科医は一番「足」を診
る機会が多い診療科ですから重症化する前に注意を促し、適切な判断とアドバイ
スが提供できる知識・技量が必要だと考え、看護スタッフとともに学会に参加し
てきました。
少しでも良いアドバイスができるようこれからも努力していきたいと思っています。