湯たんぽ等による低温やけど

毎朝布団から出るのがつらいくらいの寒い日々が続いています。
最近のエコのブームに乗って大流行の湯たんぽ。
電気アンカとはまた違う、ホッとするぬくもりがありその快適さが見直され
利用者が増えているようです。
と、同時に、低温やけどで来院される患者さんも残念ながら増加中・・・。
「やけど」は「熱い物に触るとできる」というイメージがありますが、
あったか~いくらい、の気持ちよいくらいの温度の物でも
長時間触っていると「やけど」をしてしまうことがあります。
低温やけどは、皮膚の表面はたいしたこと無い様に見えても、深くなることが多
く、治るまで時間がかかり、傷跡も残ります。使用するときは、カバーが外れな
いように注意し、高齢者や、熟睡しすぎると寝返りの回数も減りますのでお酒を
飲まれたあとや安定剤などを飲まれる方も注意が必要です。
体を温めるのは良いことです。単純に温めることも良いのですが、温かいものを
食べ、腹巻をし、適度に筋肉をつけ冷えにくい体作りもお勧めです。
まだまだ寒い日が続きますので冬と上手に付き合えるようにしたいものです。